bevFXシリーズ【MA系】「102_一目均衡表」…音声アラート付きMT4インジケーター

インジケーター

紹介

 

一目山人考案のインジケーター「一目均衡表」です。海外で有名でMT4にも標準のインジケーター「Ichimoku」として用意されています。

 

三役好転(上昇サイン)、三役逆転(下降サイン)を発生時に音声アラートします。

 

一目均衡表の表示のオン/オフとアラートのオン/オフががチャート上のボタン1個の操作でできます。

 

一目均衡表を非表示のまま音声アラートだけを有効にすることができます。

 

画面と操作

 

チャートに追加するとチャート上に[Ichimoku]ボタンが表示されます。

このボタンだけで表示ON/OFFと音声アラートの有無を切り替えられます。

 

一目均衡表は次の要素で構成されます。

  • 基準線
  • 転換線
  • 雲(先行スパン1、先行スパン2)
  • 遅行線

一目均衡表の三役好転(上昇サイン)/逆転(下降サイン)の判定条件は次の3つです。

  1. 転換線が基準線を上/下にクロスしている
  2. 価格が雲を上/下に抜けている
  3. 遅行線(現在の価格レベル)が26期間過去の価格を上/下にクロスしている

一目均衡表の要素の算出方法についてチャート的に次のように説明できます。

 

基準線はローソク足を26本さかのぼって最高値と最安値を足して2で割った値(つまり平均値)の軌跡です。チャートで考えると26本のローソク足の最高値と最安値のレンジ(ボックス)の50%レベル(ミドル)の軌跡となります。

 

転換線も同様の計算方法で期間を9本にとったものです。つまり、9本レンジのミドルの軌跡です。

 

ローソク足26本や9本のレンジ(動的なレンジ)のなかに価格がとどまる限り基準線や転換線は水平線となります。そしてレンジをブレイクすると基準線や転換線は上や下に移ります。基準線や転換線が滑らかでなく不揃いな階段状のガタガタな線になるのはこの計算方法に由来しています。

 

先行スパン1は基準線と転換線を足して2で割った値の軌跡を26本分未来にシフトさせた線です。先行スパン2は基準線と同じ計算方法でレンジ幅を52本にし、26本シフトさせたものです。

 

遅行線は終値のラインチャートをローソク足26本分過去に投影したもので過去のローソク足(終値)との上下関係を判定します。

 

黒背景のチャートでは次のように表示されます。

★bevFXシリーズのインジケーターは、チャートに追加されるときに背景色(前景色)を判断して配色を自動的に切り替えて表示します。

 

表示とアラートの切り替え操作

 

[Ichimoku]ボタンをクリックするごとに次の4つのモードが切り替わります。

 

  • 一目均衡表の表示のみ
  • 一目均衡表の表示とアラートON
  • 一目均衡表の非表示とアラートON
  • 一目均衡表の非表示とアラートOFF

アラートがONのときはボタンの色が次のように変わります。

 

    • 上昇サイン … 青系統
    • 下降サイン … 赤系統
    • どちらでもない … 黄系統

 

3番目の非表示でアラートONのモードでは、ボタンの文字色が赤色になります。このモードでは画面への表示要素が多い一目均衡表を非表示にしてチャートを見やすくするとともに、ボタン色と音声アラートで一目均衡表のシグナルが得られるモードとなっています。

 

音声アラート

 

アラートONでは、三役好転/逆転の3条件がそろったときに以下のような音声アラートが再生されます。

 

  • 一目均衡表→上昇サイン/下降サイン→通貨ペア名

 

通貨ペア名の部分はチャートの通貨ペア名になります。

 

音声例:女声

 

音声例:男声

 

★アラートはエントリーを促すものではありません。状況をアナウンスしているだけです。それを受けてエントリーするかどうかを検討するタイミングだと考えましょう。実際のエントリーは想定した方向へのプライスアクションを確認して行いましょう。

★通貨ペアの音声アラートでの読み方や音声アラートについての注意事項はマニュアル「=bevFXフルセット版.pdf」または「=bevFXトライアル版.pdf」を参照してください。

★音声データはVOICEVOX(女声:四国めたん / 男声:剣崎雌雄)を使用して作成しています。

 

カスタマイズ

 

パラメーター設定によって一目均衡表の外観などさまざまなカスタマイズができます。

次の項目はbevFX独自の設定です。

 

【遅行スパンの先行表示】

 

遅行スパンは一目均衡表独自の”時間論”に基づくものですが、基本的には現在の価格と過去の価格を比較するだけです。ただしチャートで過去に投影された現在値は読み取りにくく、とくに過去チャートの検証でいちいちローソク足26本さかのぼって読むのは困難です。

 

そこで一目均衡表とは逆に価格を26日シフトさせて表示させるオプションを追加しました。厳密にいえば一目均衡表では現在値がラインチャートで過去値がローソク足なのを逆にしていますが、両者のクロスを読み取ることにおいて問題はないでしょう。

 

ちなみにbevFXシリーズの「108_プライスシャドウ」はこれを発展させたインジケーターです。

 

他のインジケーターとの関係

 

一目均衡表を構成するラインや領域は移動平均線によって近似的なものを作ることができます。得られるライン(曲線)もなめらかで視覚的にうるさくなりません。bevFXシリーズのインジケーターでは以下のもので設定例として一目均衡表と同等のシグナル(の一部)が得られることを紹介しています。

 

「101_バンドマスク」… 雲

「106_MAベルト」… 基準線、転換線、雲

「107_MAリボン」… 基準線、転換線、雲

「108_プライスシャドウ」 … 遅行線

 

 

ストラテジーテスターでの実行

 

 … 実践的学習メソッド …

 

MT4のストラテジーテスター機能で過去チャートを使った実践的な学習や訓練ができます。

 

ストラテジーテスターは指定した期間のチャートを再現(時間を早回し)する機能です。ストラテジーテスターはおもにエキスパートアドバイザー(EA)の動作チェック用のMT4の機能と言えますが、通常のインジケーターの動作確認をはじめ、相場の振り返りや投資法の検証などにも利用できます。

 

bevFXシリーズと簡易トレードシム

 

ストラテジーテスターにとって、インジケーターの検証や過去チャートの再現の用途は”一応搭載されている”程度の機能です。もともとEAの自動売買の取引パフォーマンスを評価するためのものなので、過去チャートの再生用途には使い勝手(ユーザーインターフェイスの応答性など)がよくありません。

 

しかし工夫しだいでトレーダーの過去検証や自己訓練用に役立てることができます。

 

bevFXシリーズのインジケーターは「ツールセット」を除いて、ストラテジーテスターで追加されたときに自動で使いやすい画面設定になるように背景色やグリッドの非表示などの設定を行います。

 

また、ストラテジーテスターでのテスト実行ではトライアル版も時間足の制限なくほぼフル機能(ストラテジーテスター自体による制約を除いて)で動作します。

 

さらに、せっかくの過去チャート再生なので、そこで疑似トレードが行える「簡易トレードシム」機能を以下のインジケーターに搭載しました。これらのどちらかを併用することで、ただチャートを眺めるだけでなく臨場感を持って過去チャートを振り返ることができます。投資法の検証と投資スキルの向上に活用できるでしょう。

 

    • 「001_ものさし」の「簡易トレードシム」
    • 「S04_簡易トレードシム」(ツールセット)

 

ストラテジーテスターの制約

 

ストラテジーテスターでは以下のような制約があります。

 

・あらかじめ指定した時間足だけで実行
・追加したインジケーターでは別の時間足のデータを参照する処理は実行されない
・アラート関係の処理は無視

 

このほかチャートへのキー操作やマウス操作の応答も鈍くなります。

 

実行例

 

下の図はメインのインジケーターを「001_ものさし」にしてテスト実行中に「002_日本時間とキリ番」を追加したあと、当インジケーターを追加したものです。

右のボタンが並んだパネルは「001_ものさし」をストラテジーテスターで実行したときに起動される簡易トレードシミュレーター(トレードシム)です。これによって過去チャートでインジケーターを評価するだけでなく実際の取引に近い形で体験できます。

 

チャートにはトレード履歴のライン(プラスは青系、マイナスはピンク系)がエントリーからイグジットの位置まで描かれます。一度に持てるポジションは1つのみでスプレッドは0です。

 

一目均衡表を背景で表示させて、価格の高値/安値に対するプライスアクションと一目均衡表の状態との関係を観察してみましょう。

 

遅行スパンがオリジナルのままだと判定しにくいので、パラメーター設定で先行表示に変更してみましょう。そして価格と一目均衡表の遅行スパン、雲、基準線や転換線のそれぞれの要素がクロスしたことで価格の動きに変化が起きるかどうかも確認しましょう。

 

また、ストラテジーテスターではアラームは機能しませんが、アラームONにするとボタンの色の変化で一目均衡表の上昇サインや下降サインが出る様子が確認できます。

 

トレードシムでそれに従った疑似トレードでどのような結果になるか検証してみましょう。

 

一目均衡表を非表示でアラートがオンのモードにすると、ボタンの色の変化だけで上昇サインや下降サインを確認できます。
あえて、ローソク足チャートだけで高値/安値を意識したプライスアクションで疑似トレードをしながら、一目均衡表のサインが出たときに状況を確認してみるといった使い方もおもしろいでしょう。

 

商品ページ

bevFXシリーズ【MA系】「102_一目均衡表」…音声アラート付きMT4インジケーターチャート上のボタン1個で簡単に表示/非表示の切換えや音声アラートのオン/オフが切り替え可能。伝統的なインジケーターがサポート役として使いやすく実装されます。 | GogoJungle
チャート上のボタン1個で簡単に表示/非表示の切換えや音声アラートのオン/オフが切り替え可能。伝統的なインジケーターがサポート役として使いやすく実装されます。チャート上のボタン1個で簡単に表示/非表示の切換えや音声アラートのオン/オフが切り替え可能。伝統的なインジケーターがサポート役として使いやすく実装されます。 | GogoJungle

 

 

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