他チャート(通貨ペア)のラインや限界運動量等の重要ポイントのタッチをサブウィンドウでサイン化【Target Touch Oscillator】
皆様こんにちは!
今回は他のチャート(通貨ペア)のラインや限界運動量等の重要となる価格のタッチを、稼働チャートでサイン化するインジケーターをご紹介します。
複数の根拠で自信のあるエントリーでも負けてしまうことは必ずあります。
相場に絶対がない以上しょうがないと割り切ることも出来ます…が、
エントリーした通貨ペアによる根拠のみだった場合、相関関係にある他通貨ペアが原因の可能性があります。
どういうことかと言いますと、エントリー通貨ペアでは反発するような障害がなくても、相関関係にある他通貨ペアが重要なポイントによりすぐ反発したことで、結果エントリー通貨ペアでも反発が起き損切りとなった…ということです。
エントリーにおける根拠はあらゆる視点から強めていくことが大切です。
そのうちの1つとして他通貨ペアとの相関関係もとても大事だと僕は考えています。
他の通貨ペアの監視は慣れている方からすればなんてことないかもしれませんが、
インジケーターをセットしたり等のチャート管理や複数の監視は手間が掛かり疎かになってしまう方もすごく多いと思います。
当インジケーターは、稼働しているチャートで他通貨ペアのアクションが起きやすい重要な価格や、手動自動問わず(指定可能)水平線やトレンドライン等にタッチした場所をサイン化してくれるため、気軽に他通貨ペアの監視が可能となります。
相関関係にある他通貨ペアのチェックをしていない方には是非おすすめしたいインジケーターです。
サイン化するラインは合計6種類・各種類で手動・指定・全ライン設定可能
当インジケーターでサイン化されるオブジェクトのラインは以下の6種類となります。
(1) 水平線
(2) トレンドライン
(3) 平行チャネル
(4) 角度指定トレンドライン
(5) ギャンライン
(6) 長方形
上記の6種類のラインを、各種類ごとに手動ライン・名前指定ライン・全てのラインから設定することが出来ます。
また、タッチサイン化対象のラインは常に自動で更新されます。(設定した対象通貨ペアでライン変更や削除等されたら更新)
そのため、インジケーターによる自動作成/変更が行われるラインでも快適にご利用いただけます。
タッチサイン化するポイント(ロジック)について
当インジケーターはラインだけではなく、重要な価格となるポイントもサイン化することが出来ます。
種類は以下のとおりです。
(1) オブジェクトライン
(2) キリ番
(3) 当日高値/安値
(4) 前日高値/安値
(5) 限界運動量
(6) 押し安値/戻り高値(個別にMTF設定可能)
(7) ピボット(個別にMTF設定可能)
(8) MA3本(個別にMTF設定可能)
また、サインはタッチしたローソク足の状況によって4種類の色で判別されます。
((以下の画像では稼働チャート設定のトレンドラインのタッチサイン参考例です)
(1) ロジックを上抜けブレイク(画像の青サイン)
(2) 上ヒゲブレイク+実体レジスタンス(画像の水色サイン)
(3) ロジックを下抜けブレイク(画像の赤サイン)
(4) 下ヒゲブレイク+実体サポート(画像のピンクサイン)
※限界運動量は上限または下限突破している足に点灯・当日高値/安値は高値または安値を更新している足の2種類のみのサインとなります。
※長方形は、ゾーン内にヒゲ含め全て含まれている場合の5つめのサインがあります。
さらに、ライン・MAは上向き下向き水平のロジック状況別にサインを点灯。
その他のロジックについてもラインごとに点灯されます。(限界運動量であれば上限/下限ごとにサイン等)
※トレンドラインは以下のように上向き・水平・下向きライン別となります。(MAは上向き・水平/下向きの2種類別となります)
表示するロジックの数や種類はカスタマイズ可能
当インジケーターは、ライン・ピボット・その他のお好みのロジックのプリセット(ロジック4つまで)を2つの計4種類から表示可能となります。
上記のお好みのロジックに関しましては最大4つまでのロジックを各プリセットに表示可能となり、不要であれば1つのロジックのみをご利用いただくことも出来ます。
また、タッチパネルで4つを切り替えることが可能ですので快適にご利用いただけます。
設定するチャート(通貨ペア)はパネル選択で快適に選択可能
他通貨ペアを選択する一般的なインジケーターは設定で通貨ペアを記入したりと面倒ですが、
当インジケーターはMT4に表示されている最新のチャートのみをタッチパネルで選択することが出来ますので、記入の手間やミスもなく快適にご利用いただけます。
当インジケーターは通貨ペアの選択ではなくチャートの選択となります。
表示していない通貨ペアはMT4側でリアルタイムで形成される4本値を取得出来ないことや、ラインは表示しているチャートではないと取得出来ない為です。
サイン表示する期間(ローソク足表示する本数)は指定可能
通常のインジケーターは現在足から設定した本数分過去に遡って表示するのが基本となりますが、
当インジケーターは上記の他に指定した期間のみを表示することが可能です。
他チャートはストラテジーテスターで取得出来ない為、リアルタイムチャートでのみご利用いただけます。リアルタイムチャートで利用する際にかなり過去へ遡る必要がある場合、通常の表示本数設定では膨大な数となってしまいかなり重くなる可能性があります。
表示する期間を指定可能とすることで、かなりの過去へ遡りたい場合でも重さを気にせずご利用いただくことが出来ます。
Target Touch Oscillatorの手法への組み込み例
当インジケーターのロジックは誰もが注目している大事なポイント(価格)を中心としております。
エントリーする際に、逆方向へ進む傾向のある相関関係の他通貨ペアが上記のポイントから反対方向へ反発している場合は優位性のある根拠となり得ますし、
逆に、目先に上記のポイントがありすぐに反発する可能性があった場合はエントリーした際にすぐ反発してしまい損切りとなる可能性があります。
例えば下記の画像ユーロドル15分足・インジケーター稼働通貨ペアドル円で、上位足等の環境認識を前提としたブレイクによる売りエントリーを狙っていた場合、
赤ラインの直前(黄色枠)では逆相関であるドル円がキリ番・前日高値にレジスタンスされているのが御覧いただけるかと思います。
この場面ではユーロドルは上位足によるサポレジや重要なポイントは控えていなかったのですが、
逆相関であるドル円では誰もが注目するキリ番・前日高値を同時にレジスタンスされていることで、ユーロドルでも反発されその後価格は下がることなくレンジ相場となっています。
上記のため、この場面では他通貨による優位性は低く、むしろ反発する危険性があるので順張りによる売りエントリーは十分に注意する必要があります。
以下の画像はユーロドル15分足チャート・ドル円設定で押し安値を中心とした買いエントリー狙いの場面となります。
赤丸の押し安値によるサポートされている部分は、ドル円では前日高値によるレジスタンスで根拠も強くなっています。さらに右側の赤丸はドル円でキリ番によるレジスタンスもあり他通貨による根拠も一層強くなっていると考えられ、エントリーポイントとして優位性があります。
その後は青丸でドル円が押し安値によるサポートで支えられることでユーロドル側でも一時的にレジスタンスされ、その後すぐにドル円が前日安値という強いポイントでサポートされることでユーロドルも下落しており、利確を考慮すべきポイントとなっています。
このように、エントリーチャートで重要となるポイントが付近に存在しない場合は、相関関係にあたる通貨ペアの重要なポイントによる動きが反映される傾向があります。
突拍子もない値動きがあった場合、他通貨ペアを監視していないとその動きを理解できませんが、当インジケーターを利用することでそういった値動きによる対処もしやすくなります。
他チャート(通貨ペア)のラインや限界運動量等の重要ポイントのタッチをサブウィンドウでサイン化【Target Touch Oscillator】
FXのキャッシュバックプログラムの始め方【CFD他全てに対応】
FX取引におけるリベートのキャッシュバックプログラムの紹介記事です。
リベートキャッシュバックの詳細はこちらをクリック!