倒産しそうなボロ株に投資して復活を狙う手法教えます。
今回ご紹介しますのは、だれも見向きもしないボロボロの株を買って儲けようとする投資法です。
短期売買ではなく、景気回復を気長に待つ投資術になります。 これは、あえて倒産しそうな企業に投資して復活を狙おうというコンセプトのもと ジョン・テンプルトン氏により考案されました。
ジョンテンプルトン??
なんか聞いたことがある。という方は株の世界に長くいる方でしょう。 そうです。
相場は絶望と恐怖の淵に生まれ、不安と懐疑の中で育っていく。 という有名な格言を残された方ですからね。
まず、テンプルトン氏が実際にどのようにして儲けたのか紹介しますと。。
テンプルトンは、第二次世界大戦が始まったとき、それまで10年間続いていた株価不振が終わると確信しました。
ある日、証券会社へ立ち寄り、上場株式のうちで値段が1ドル未満の銘柄を残らず100株ずつ購入しました。
そして彼は、1万ドルで104銘柄のぼろ株を手にしたのです。
そして4年後。。。。 彼は購入した銘柄を全て売り払い、約4万ドルを手に入れました。 これは今の時価にして100万ドル(日本円にして1億円) その後も彼は、見捨てられた銘柄だけを買うことにこだわり4年間保有。 大型でよく知られた銘柄には一切興味を示さなかったといいます。
テンプルトンは、「市場から見放された銘柄こそがシンデレラのように大変身するだろう。」 と考え、買ったダメ銘柄を平均4年間保有しました。
この4年という期間にも意味があり、割安株が割安と一般に認められるのに十分な期間ということです。
そこで、このテンプルトン式ダメ株銘柄投資法を日本株に応用して、その実績を見てみることにしましょう。
2003年に、株価100円を割れていた79銘柄を1000株ずつ購入し、その後完全放置。
すると驚くことに、パフォーマンスでは購入後すぐに日経平均を上回り、 最大値は、購入して3年後に資産が5倍まで増えています。
さらに細かく見ていくと、、 この79社のうち、残念ながら4年後には18社が倒産しています。
しかしながら、それでも日経平均を上回るパフォーマンスを見せているのが、この投資法のすごさです。
4年後にはなんと日経平均が、7603円→17353円だったのに対し テンプルトン式では、その2倍のパフォーマンスとなりました。
というところで、実際にこのテンプルトン式投資方法を使ってスクリーニングする方法をご紹介します。
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