押し目買いや戻り売りを狙っているとき、移動平均線が動くたびに指値を手動で修正し続けるのは、裁量トレーダーにとって意外と大きな手間です。
GoGoJungleで販売されている「MA_Follow_Assist」は、MT4の手動バイリミット・セルリミットを、指定したエムエーへ足確定ごとに自動追随させる裁量補助ツールです。売買の最終判断はトレーダー自身が行いながら、指値管理の手間だけを自動化できる設計になっています。この記事では、商品の概要・特徴・向いている人・注意点まで詳しく解説します。
MA_Follow_Assistとは?基本情報と概要
MA_Follow_Assistは、GoGoJungleで販売されているMT4対応のインジケーター(裁量補助ツール)です。開発者は本人確認資料の提出とNDA(機密保持契約)の締結が確認されており、GoGoJungleの販売基準をクリアした開発者によるツールです。
商品の基本スペックをまとめると以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | MA_Follow_Assist |
| カテゴリ | インジケーター(裁量補助ツール) |
| 対応プラットフォーム | MT4 |
| 対応銘柄・市場 | 全通貨ペア対応 |
| 販売価格 | 4,980円 |
| 対応スタイル | 押し目買い・戻り売り全般(裁量トレード補助) |
| 売買シグナル | なし(指値追随のみ) |
| Web認証 | – |
| バージョン | – |
| 販売開始日 | – |
| 開発者 | GoGoJungle本人確認・NDA締結済み |
MA_Follow_Assistの3つの特徴
特徴① 手動指値をエムエーへ足確定ごとに自動追随
MA_Follow_Assistの中心機能は、チャート上に手動で置いたバイリミットまたはセルリミットを、指定したエムエーの価格へ足確定ごとに自動で追随させることです。1本前の確定足のエムエー価格を参照し、足が確定するたびに指値を移動させます。これにより、20イーエムエーや200エスエムエーなど自分の基準にしている移動平均線付近に、常に指値を置き続けることができます。
対象となるのは、現在チャートの通貨ペアかつマジックナンバー0の手動注文のうち、バイリミットとセルリミットのみです。成行ポジションや他の自動売買ツールが発注した注文は対象外のため、既存の運用環境に干渉しにくい設計になっています。
特徴② 裁量判断を残したシンプルな補助設計
MA_Follow_Assistは、売買シグナルの生成や自動エントリーを行わないツールです。相場の方向判断、ロット設定、損切りラインの決定はすべてトレーダー自身が行います。あくまで「手動で置いた指値を、自分が決めたエムエー価格に合わせ続ける作業」を自動化するだけです。
ナンピンやマーチン、複雑なフィルターロジックも搭載していません。余計な機能を削ぎ落としてシンプルな設計にしているため、既存の裁量トレードスタイルに組み込みやすく、動作の挙動が把握しやすいのが特徴です。
特徴③ 約定後の固定エスエル・ティーピー設定に対応
指値注文が約定した後、設定に応じて固定ピップス数のエスエル(損切り)とティーピー(利確)を自動で付与できます。毎回手動でエスエル・ティーピーを設定する手間を減らしながら、資金管理の一部を仕組み化できます。
なお、すでにエスエル・ティーピーが設定されているポジションには上書きを行わない仕様になっています。既存のポジション管理を壊さず、必要な場合だけ自動設定が働く安心設計です。また、ストップレベル・フリーズレベル・スプレッド制限にも対応しており、業者ごとの制約にも対処しています。
MA_Follow_Assistのメリットとデメリット
メリット
最大のメリットは、指値の価格修正という単純作業を自動化できることです。エムエーが数十ピップス動くたびに手動で指値を入れ直す作業は、長時間のチャート監視が必要で集中力も消耗します。本ツールを使えば、指値を置いておくだけで足確定ごとに自動更新されるため、他の分析や複数チャートの監視に時間を使えるようになります。
対応するエムエーの期間や種類(エスエムエー・イーエムエー・エスエムエムエー・エルダブルエムエー)は自由に設定できるため、自分のトレードスタイルに合わせた運用が可能です。20イーエムエーでも200エスエムエーでも、自分の基準値を設定するだけで使えます。
また、完全自動売買ではなく裁量判断を残したツールであるため、相場の地合いが悪いときは手動で指値を外すといった判断も自分でできます。機械的なエントリーに抵抗があるトレーダーにとって、自動化と裁量のバランスが取りやすい構成です。
デメリット・注意点
本ツールが対象とするのはバイリミットとセルリミット(指値注文)のみです。成行注文や逆指値注文(バイストップ・セルストップ)には対応していません。指値を使わないトレードスタイルの方には、機能が活かしにくいでしょう。
同一通貨ペアの複数チャートへの同時セットは推奨されていません。例えばユーロドルのエムフィフティーンとエイチワンに同時に設置すると、同じ手動指値を両方から変更してしまい、意図しない動作になる可能性があります。1通貨ペアにつき1チャートでの利用が基本です。
スプレッドが大きく広がる時間帯(重要指標発表前後・市場クローズ前後など)は、ストップレベルの制限により指値変更が見送られることがあります。そのような時間帯では本ツールの追随が働かない場合があることを念頭に置いておく必要があります。
こんな人におすすめ・向かない人
MA_Follow_Assistが向いている方
移動平均線を基準に押し目買い・戻り売りを狙う方
20イーエムエーや75エスエムエー、200エスエムエーなど特定のエムエーをエントリー目安にしているトレーダーにとって、指値を自動で追随させる機能は運用効率を大きく改善します。長時間のチャート貼り付けが不要になるため、仕事をしながらFXをしている方にも向いています。
裁量判断を残しつつ指値管理の手間を省きたい方
完全自動売買ではなく、自分でエントリータイミングを判断したいけれど指値修正の手間は省きたい、というトレーダーにとって最もフィットする設計です。「自動化の部分と裁量の部分を分けたい」という方に向いています。
シンプルなツールを求めている方
複雑なロジックや多機能ツールに振り回されたくない方にとって、単一機能に絞ったシンプルな設計は使いやすく感じるでしょう。パラメーターも少なく、動作の挙動を把握しやすいため、初めて補助ツールを使う方でも導入しやすいです。
向かない方
完全自動売買や売買シグナルを求めている方
本ツールには相場の方向を判断する機能も自動エントリー機能もありません。「チャートを見ずにEAに任せたい」「エントリーサインを表示してほしい」という方のニーズには対応していません。
成行注文・逆指値注文のみを使うトレーダー
ブレイクアウト狙いのバイストップ・セルストップや、成行注文でエントリーするトレードスタイルとは合いません。本ツールが追随対象とするのはバイリミット・セルリミットのみです。
MA_Follow_Assistの使い方と注意点
導入手順はシンプルです。GoGoJungleで購入後、ダウンロードしたファイルをMT4のエキスパートアドバイザーフォルダに配置し、チャートに適用します。チャートに貼り付けたら、追随させたいエムエーの期間と種類(エスエムエー・イーエムエー・エスエムエムエー・エルダブルエムエー)をパラメーターで設定します。設定完了後、チャート上で手動のバイリミットまたはセルリミットを置くだけで、足確定ごとに設定したエムエーの価格へ指値が自動で追随します。
運用上の注意点として、同一通貨ペアに対しては1チャートのみでの利用を守ることが重要です。複数チャートに同時セットすると、同じ手動指値を複数から変更してしまい、意図しない結果になる可能性があります。また、初めて使う場合はデモ口座か少額口座で動作を確認してから本番運用に移行することを開発者が推奨しています。スプレッドが拡大しやすい指標発表直後などの時間帯は、指値変更が通らないケースもあるため、そういった時間帯のエントリー計画には注意が必要です。
よくある質問(Q&A)
Q. MA_Follow_Assistは自動でエントリーしますか?
A. 自動エントリーは行いません。本ツールが行うのは、トレーダーが手動で置いたバイリミット・セルリミットを、指定したエムエーの価格へ足確定ごとに追随させることだけです。売買の最終判断はトレーダー自身が行う裁量補助ツールです。
Q. どのエムエーに対応していますか?
A. エスエムエー(単純移動平均)、イーエムエー(指数移動平均)、エスエムエムエー(平滑化移動平均)、エルダブルエムエー(線形加重移動平均)の4種類に対応しています。期間も自由に設定できるため、20イーエムエーや75エスエムエー、200エスエムエーなど自分の基準に合わせて利用できます。
Q. 複数通貨ペアで同時に使えますか?
A. 異なる通貨ペアのチャートにそれぞれセットする分には問題ありません。ただし、同一通貨ペアの複数チャートへの同時設置は推奨されていません。例えばユーロドルのエムフィフティーンとエイチワンに同時に設置すると、同じ手動指値を両方から変更してしまう可能性があるためです。
Q. 成行注文のポジションにも追随しますか?
A. 成行注文(既存ポジション)は対象外です。本ツールが追随させるのはバイリミットとセルリミットのみです。バイストップ・セルストップ(逆指値注文)や、他の自動売買ツールが発注した注文も対象外となっています。
Q. 約定後のエスエル・ティーピー設定は必須ですか?
A. 必須ではありません。固定ピップス数のエスエル・ティーピー自動設定は任意の設定です。また、すでにエスエル・ティーピーが設定されているポジションには上書きを行わない仕様になっているため、手動で設定したエスエル・ティーピーはそのまま維持されます。
まとめ
MA_Follow_Assistは、移動平均線を軸にした押し目買い・戻り売りスタイルのトレーダーに向けた、シンプルな指値追随補助ツールです。売買判断はトレーダーが行い、指値修正の作業だけを自動化するという明確なコンセプトで設計されており、裁量スタイルを崩さずに運用の効率を高めたい方に向いています。
ナンピンやマーチン、自動エントリーを求める方には対応していませんが、エムエーに合わせた指値管理をシンプルに仕組み化したいという方には、4,980円というシンプルな価格帯で試しやすいツールです。まずはデモ口座で動作を確認しながら、自分のトレードスタイルに合うかどうかを見極めてみてください。