ロット計算に時間をかけて相場のチャンスを逃してしまう、ストップハンティングを受けやすいと感じている、部分決済やトレーリングストップを手動でやっているので手が離せない。そうした課題を抱えるMT5ユーザー向けに設計されたのがStealthTrade Commanderです。
チャート上に表示されるパネルから注文・リスク管理・決済を完結させる設計で、スキャルパーからスイングトレーダーまで幅広い用途に対応しています。この記事では機能の概要と使い方の特徴を整理します。
StealthTrade Commanderとは?基本情報と概要
StealthTrade Commanderは、GoGoJungleで販売されているMT5専用の取引コマンドパネルです。開発者はlkoliadaで、価格は5,000円の買い切り型です。全通貨ペア・貴金属・CFD・仮想通貨に対応しており、DLL不使用・追加インジケーター不要で動作します。
このパネルは「注文」「リスク管理」「決済」の3機能をチャート上の一つのパネルに集約しています。ロットの自動計算、ステルス機能によるSL/TPの仮想管理、OCO注文、5方式のトレーリングストップ、部分決済、ブレイクイーブンなど、実運用で必要とされる機能が搭載されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | StealthTrade Commander |
| カテゴリ | 取引パネル(注文・リスク管理・決済補助) |
| 対応プラットフォーム | MetaTrader 5(MT5) |
| 対応銘柄 | 全通貨ペア・貴金属・CFD・仮想通貨 |
| 販売価格 | 5,000円 |
| ステルス機能 | あり(SL/TPをEA内で仮想管理) |
| トレーリングストップ | 5方式(固定・ATR・フラクタル・EMA・ローソク足ベース) |
| 開発者 | lkoliada |
StealthTrade Commanderの主な機能
機能① 2つの取引モード:戦略的モードと即時モード
取引モードは2種類あります。
「戦略的モード(Tactical Mode)」では、チャート上にエントリー・SL・TPのラインを表示し、リスク・リワードを確認しながらロット数を自動計算して発注します。成行・指値・逆指値・仮想エントリー(ゴースト)に対応しています。エントリー前に損益と比率を確認してから注文を出したい方向けのモードです。
「即時モード(Rapid Mode)」では、SLラインをドラッグしてBUYまたはSELLを押すだけで発注が完了します。スキャルパー向けの超高速エントリーモードで、予想損失額がリアルタイムで表示されます。素早い判断とスピードが求められる短期トレードに対応しています。
機能② ステルス機能によるSL/TPの仮想管理
ステルス機能を有効にすると、SL・TPをブローカーのサーバーに送信せずにEA内で仮想管理します。ブローカーへのSL/TP情報の送信を回避できるため、ストップハンティング対策として使えます。
ストップハンティングとは、ブローカーが顧客のSL価格を把握してその付近を意図的に動かすと言われる現象です。ステルス機能はこのリスクを軽減する手段として、一部のトレーダーに用いられています。
機能③ OCO・磁石機能・部分決済・ブレイクイーブン
OCO機能(One Cancels the Other)は、2つの注文の片方が約定した際に残りをキャンセルする機能です。ブレイクアウト戦略で上下にエントリーを置き、どちらかが動いたらもう一方を自動キャンセルする使い方ができます。
磁石機能(Magnet)は、ラインを設定する際に直近の高値・安値に自動でスナップする機能です。正確なエントリーラインの設置を素早く行えます。
部分決済では、設定したpips到達時にポジションの一部を自動で利確します。ブレイクイーブン機能は一定の利益が出た後にSLをエントリー価格へ自動移動させ、損失リスクをゼロにする設定です。
機能④ 5方式のトレーリングストップ
トレーリングストップの方式は5種類から選択できます。固定ポイント、ATR基準、フラクタル、移動平均(EMA)、ローソク足ベースの5方式です。スキャルピングから中長期まで、スタイルに合わせた使い分けが可能です。
機能⑤ デイリーガーディアンによるリスク管理
1日の最大損失または利益目標に達した時点で全ポジションを自動決済し、その後の取引をロックする機能です。オーバートレードや感情的な損失拡大を防ぐ目的で設定できます。手数料・スワップを考慮した正確なロット計算も行われます。
StealthTrade Commanderのメリットと注意点
メリット
ロット計算を自動化することで、計算に時間をかけているうちにエントリータイミングを逃すという課題を軽減できます。リスク額を一定に保ちながら発注できます。
ステルス機能、OCO、トレーリング5方式、部分決済、ブレイクイーブン、デイリーガーディアンという複数の管理機能が一つのパネルにまとまっています。それぞれ別々のEAや設定を用意する手間を省けます。
DLL不使用・追加インジケーター不要のため、環境構築が比較的シンプルです。テーマは2種類(クラシック・ネオンPro)から選べ、ホットキーにも対応しています([E]発注・[L]ライン・[X]全決済・[M]磁石)。
注意点
MT5専用です。MT4では使用できません。
ステルス機能によってSL/TPがEA内で管理される場合、MT5の接続が切れた際に仮想SL/TPが機能しなくなるリスクがあります。ネット接続の安定性に注意して使用してください。
多機能なパネルであるため、最初から全機能を使いこなそうとすると混乱しやすい場合があります。デモ口座でそれぞれの機能を個別に確認してから実運用に移ることをおすすめします。
こんな人におすすめ・向かない人
StealthTrade Commanderが向いている方
①ロット計算を自動化してリスクを一定に保ちたいMT5ユーザー
ロットを毎回手計算している方、計算にかかる時間でチャンスを逃していると感じている方に向いています。
②ストップハンティングへの対策を取りたいトレーダー
ステルス機能によってSL/TPのブローカーへの送信を回避できます。ストップハンティングが懸念される環境での運用に活用できます。
③部分決済やトレーリングを自動化したいスイングトレーダー・スキャルパー
5種類のトレーリング方式と部分決済、ブレイクイーブン機能が搭載されており、ポジション管理の手間を減らせます。
向かない方
①MT4をメインで使用しているトレーダー
MT5専用です。MT4環境での使用はできません。
②シンプルな注文だけを必要としている方
多機能なパネルであるため、シンプルな操作だけを求める場合は必要以上に複雑に感じることがあります。
よくある質問(Q&A)
- Q. MT4でも使えますか?
- A. MT5専用です。MT4での使用はできません。
- Q. ステルス機能を使っているときに接続が切れるとどうなりますか?
- A. SL/TPがEA内で仮想管理されているため、MT5が切断されると仮想SL/TPが機能しなくなる可能性があります。ネット接続の安定した環境での使用を推奨します。
- Q. 仮想通貨でも使えますか?
- A. はい。全通貨ペア・貴金属・CFD・仮想通貨に対応しています。
- Q. ホットキーのカスタマイズはできますか?
- A. デフォルトのホットキーは[E]発注・[L]ライン・[X]全決済・[M]磁石です。カスタマイズの可否については商品ページをご確認ください。
- Q. デモ口座で試せますか?
- A. MT5のデモ口座で動作確認ができます。機能が多いため、まずデモ環境で各機能を個別に確認することをおすすめします。
まとめ
StealthTrade Commanderは、MT5チャート上でロット自動計算・注文・リスク管理・決済を一括操作できる取引コマンドパネルです。ステルス機能・OCO・磁石機能・5方式トレーリングストップ・部分決済・ブレイクイーブン・デイリーガーディアンという多彩な機能を搭載し、5,000円と比較的手の届きやすい価格帯に設定されています。
ロット計算の自動化、ストップハンティング対策、ポジション管理の効率化に課題を感じているMT5ユーザーにとって、機能の幅広さが活かせるパネルです。多機能なため、まずデモ環境で各機能を確認してから実運用に移ることをおすすめします。