チャートのパターンが見えても、そこからエントリーを決めきれない。監視している銘柄が多すぎて、本当に見るべきチャンスを見逃してしまう。候補が見つかっても今すぐ入るべきか待つべきかで迷う。こうした判断プロセスの悩みに向けて設計されたのがTEPPANです。
TEPPANは、パターン認識・市場横断監視・最終判断支援の3つのツールを一連のフローとしてつなぐ裁量トレード支援シリーズです。この記事では、各ツールの仕組みと特徴、向いているトレーダーの条件を整理します。
TEPPANの概要
TEPPANは、GoGoJungle上で販売されているFX向けの裁量トレード支援インジケーターシリーズです。販売者はTriParity Labs – Kaz氏で、価格は49,800円です。
TEPPANはひとつのインジケーターではなく、「発見(PATTERN)」「比較・選定(MATRIX)」「最終判断(FINAL CHECK)」の3段階を担う3ツールで構成されています。パターンを見つけることだけでなく、その後の絞り込みとエントリー可否の最終判断までを一連のフローとしてつなぐことを目的に設計されています。
ブレイクアウト系とハーモニック系(回帰系)の両方のパターンを自動認識し、26通貨×M1〜D1の複数時間足を一覧で俯瞰できる点がシリーズの中核機能です。AI分析にも対応しており、別売りの介入余波PRO Catcherと連携すると三通貨パリティ分析の結果もスコアに加えられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | TEPPAN|パターン自動認識×26通貨7TF×ハーモニックAI分析 |
| 構成ツール数 | 3ツール(PATTERN / MATRIX / FINAL CHECK) |
| 対応パターン | ブレイクアウト系・ハーモニック系(回帰系) |
| 対応通貨数 | 26通貨(FXおよびGOLD) |
| 対応時間足 | M1〜D1(7時間足) |
| AI分析 | 対応あり |
| 外部連携 | 介入余波PRO Catcher(別売り)連携可 |
| 販売価格 | 49,800円 |
| 販売者 | TriParity Labs – Kaz |
TEPPANの3ツールの仕組み
STEP01:TEPPAN PATTERN|有望パターンをチャート上で可視化する
TEPPAN PATTERNは、個別チャート上でブレイクアウト系のパターンとハーモニック(回帰系)のパターンを自動認識し、視覚的に把握しやすい形で描画します。三角持ち合い、フラッグ、ペナント、ヘッドアンドショルダー、AB=CD、Gartley、Batといった構造が対象とされています。
認識したパターンに対しては、推奨エントリー価格、SL(損切り)価格、ターゲット価格も同時に表示されます。「パターンが見える」だけでなく、「そのパターンをトレード計画にどう落とし込むか」まで整理されている点が特徴です。パターンを見つけるだけで終わらず、実際のエントリー検討に直結する情報まで一緒に把握できる構造になっています。
STEP02:TEPPAN MATRIX|26通貨×7時間足を一覧で俯瞰し候補を絞り込む
TEPPAN MATRIXは、全26シンボル(FXおよびGOLD)を対象に、M1からD1までの複数時間足でパターンが発生している状況を一画面で一覧表示します。いちいち多数のチャートを巡回しなくても、どの銘柄にどの時間足でどのパターンが出ているのか、どの方向でどの状態にあるかを俯瞰できます。
スキャルピング、デイトレード、スイングトレードそれぞれの視点で、候補の整理や優先順位づけに活用できます。「何を今見るべきか」を絞り込む機能であり、多くの銘柄を監視していることによる見落としや、判断の分散を減らすことが設計の目的です。
別売りの介入余波PRO Catcher(version 8.4以降)と同時表示した場合は、三通貨パリティ分析の結果もスコアに反映されます。これにより、パターンの見た目だけでなく通貨間の整合性まで踏まえた評価が加えられます。
STEP03:TEPPAN FINAL CHECK|今入ってよいかを最後に詰める
TEPPAN FINAL CHECKは、候補が見つかった後の「今この瞬間に本当にエントリーしてよいのか」という最終判断を整理するためのツールです。パターンが成立していても、すでに価格が伸びすぎていたり、もう少し押し・戻りを待った方がリスクリワードが改善する場合があります。
「今すぐエントリーを検討してよいのか」「まだ待つべきか」「条件付きで待つべきか」「今回は見送るべきか」という判断軸を整理しやすくする機能です。AIプロンプト出力にも対応しており、最終レビューの段階で考えを整理する際に活用できます。
実戦で最も判断がぶれやすい「候補があることと今入ってよいことは別問題」という部分を、より丁寧に整理するための存在として設計されています。
使いやすいポイント
裁量トレードで「パターンを見つける」「市場を横断的に監視する」「エントリーの最終判断をする」という3段階を、それぞれ専用のツールでカバーできる点は体系的です。多くのトレーダーが個別の作業として行っていることを、一連のフローとして整理した構造になっています。
TEPPAN MATRIXのように26通貨×7時間足を一画面で把握できる機能は、複数銘柄を監視しながら優先度の高い候補を絞り込みたいトレーダーにとって時間効率を高めやすい機能です。個別のチャートを一つひとつ開いて確認するよりも、監視の全体設計が変わります。
FINAL CHECKのAIプロンプト出力機能は、エントリー前の思考整理に使える機能として興味深い要素です。感覚だけに頼ってしまいがちな最終判断を、言語化しながら整理する習慣と組み合わせることで、準備不足のトレードを減らす方向に働く可能性があります。
注意したい点
価格は49,800円と高額な設定です。TEPPANが担う機能は「判断プロセスの整理・補助」であり、自動売買のような自動利益獲得を目的とした設計ではありません。裁量トレーダーとしての最終判断は自分自身で行う必要があることを前提に、このシリーズが自分のトレードスタイルに合うかを購入前に検討することが重要です。
ハーモニックパターンや三角持ち合いなどのチャートパターンの概念を事前に理解していると、各ツールで表示される情報を活かしやすくなります。パターン分析の知識がない状態から始める場合は、ツールの使い方と並行してパターン理解を深める時間が必要になります。
介入余波PRO Catcherとの連携機能は別売りの追加購入が必要です。この連携機能を活用する場合は、TEPPANの本体価格に加えてさらなる費用が発生する点を確認しておく必要があります。
向いている人・向いていない人
向いていると考えられる人の条件を整理します。
- チャートパターンを使った裁量トレードに取り組んでいる人
- 複数の銘柄・時間足を監視しており、候補の絞り込みに時間がかかっている人
- パターンを見つけることよりも、エントリー判断の質を上げたい人
- ブレイクアウト系とハーモニック系の両方に関心がある人
- 介入余波PROシリーズを既に使っている人(連携でより活用の幅が広がる)
向いていない可能性がある人も確認しておきます。
- 自動売買(EA)のように放置で動かすことを期待している人
- パターン分析の基礎知識がなく、表示される情報の意味を理解できない段階の初心者
- 価格帯として高額であり、投資予算との兼ね合いが合わない人
使い方の確認ポイント
TEPPANを導入した後は、まずTEPPAN PATTERNで自分が慣れているパターン(例えば三角持ち合いやフラッグ)から自動認識の精度を確認することから始めるとよいでしょう。自分の目で確認していたパターンとツールが認識するパターンのズレや一致を観察することで、ツールの特性を掴みやすくなります。
TEPPAN MATRIXは一覧表示される情報量が多いため、最初から全26通貨をすべて追うよりも、普段よく監視している数銘柄に絞って一覧の見方に慣れることをお勧めします。優先すべき候補をどう絞り込むかの感覚が身についてから対象を広げていく方が活用しやすくなります。
TEPPAN FINAL CHECKは、実際にエントリーを迷っている場面で使う機能です。過去の迷った場面をFINAL CHECKで整理するとどう判断が変わるかを検証してみることで、ツールの判断軸と自分の相場観のズレを確認できます。
よくある質問
Q. ブレイクアウトとハーモニック、どちらか一方だけに使えますか?
TEPPAN PATTERNは両方の自動認識に対応しているため、得意なパターンに絞って使うことはできます。ただし、TEPPAN MATRIXでの一覧表示やFINAL CHECKの機能を最大限に活かすには、どちらのパターンの概念も理解しておく方が活用の幅が広がります。
Q. 介入余波PRO Catcherを持っていないと意味がありませんか?
持っていなくてもTEPPAN単体で使用できます。介入余波PRO Catcherとの連携は、三通貨パリティ分析をスコアに追加するオプション的な位置づけです。
Q. どのプラットフォームに対応していますか?
商品説明からは対応プラットフォームの明記が確認できませんでした。購入前にGoGoJungleの商品ページにて確認してください。
Q. スキャルピングにも使えますか?
TEPPAN MATRIXはスキャルピング視点での候補絞り込みにも対応しているとのことです。M1時間足のパターンも一覧に含まれます。
まとめ
TEPPANは、チャートパターンの発見から候補の絞り込み、エントリー前の最終判断まで、裁量トレードの判断プロセスを3ツールで体系的にサポートするインジケーターシリーズです。
「パターンが見えても入れない」「監視銘柄が多くて見落とす」「最後の一手が迷いで崩れる」といった判断プロセスの課題に対して、整理の仕組みを提供することを目的としています。
自動売買ではなく、あくまで裁量判断を補強するツールです。チャートパターン分析を軸に取引している中〜上級者で、判断プロセスをより整理したい方は、詳細ページで内容を確認してみてください。
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