秒足表示インジケータ【SCandle】
— ヒゲ先からエントリーを狙いたい方へ —
トレーダーのSNSや動画を見ていると,ヒゲ先を狙ってエントリーする方がいるのを見かけることはないでしょうか?
ギリギリまで引き付けてエントリーする姿はロマンを感じるものがありますよね.
ロマンだけでなく実用的に考えても,リスクの低減とリワードの最大化を行える非常に優れたポイントであることは間違いないです.
ただし,「頭と尻尾はくれてやれ」という投資の格言があるように,旨味があるのは胴体(真ん中)であり,反転するかも分からない端部を狙うのは非合理であるとも同時に思うわけです.
そこで格言のタブーに抵触しない範囲で,合理的に問題を解決する方法を考えるに至りました.
その結論は,「MTF(マルチタイムフレーム)を秒足単位まで落とし込む」ことです.
一般的なMTFであれば,月足・週足から順にトレンドを分析し,下位足まで落とし込む必要があるため,分析に相応の時間がかかりますが,秒足はこれからエントリーを仕掛けようと考えている時,タイミングを図るために一時的に使用するものになります.
厳密な天底ではありませんが,分析の精度は据え置きのままに,普段のトレードより1歩早く仕掛けることができるようになります.この1歩のリードは指標発表時などの急騰・急落時の参入を早めたりすることに役立てられます.
それは私がリスクリワード比率を高めながら一気に稼げるようなトレードを成立させている仕組みの根幹であり,これ1つでトレードで抱える様々な問題の多くを解消しています.
【使用例】
・Wボトムのネックライン反発
EURUSD 左は3秒足,右は1分足.
1分足で水平線と上昇トレンドラインが交差するポイントで押し目買いを仕掛けたいが,トレンドラインを下に割り込んだ足が数本あり,反発買いは消極的な状態.3秒足でも高値を切り下げ続けており,このまま下がりそうなシナリオも予測できる.
しかしその後,3秒足にて強い上昇があったことが確認できる.だらだらとした上昇ではなく,6秒(=2連続陽線)という短い時間でまとまったロングポジションが参入したことから,上昇を狙っている投資家の存在が明らかになった.
これを上昇の初動と捉え,Wボトムのネックライン付近まで戻したところでロングエントリーする.
最初はWボトムの底を損切位置とし,その後エントリーポイントがヒゲとして形成が確定したら損切をヒゲ先に引き上げる.
本例では引き上げ後の損切幅が,スプレッドを除き0.4pipsだけで済んでいる.
初動のロングを打った投資家は下落と予測する投資家のショートを吸収し,割安な価格からロングを追加する.結果として,初動の2連続陽線が割れず価格は上昇する.
このように大陽線の起点と反発が重なるような価格は非常に強いロングポジションが流入しており,サプライズが無い限り,一定の利幅(=目標となる到達地点)に到達するまでトレンドが継続する.
本例では1分足しか見ていないため,直近高値を形成しているレンジを利確ゾーンとした.ゾーン到達で手堅く決済したり,分割して長期保持しても良い.またエントリー同様にチャートパターンに従い,ネックラインの反発等を目標とすることでギリギリまで利幅を引き延ばす事も可能である.
エントリーポイントを秒足レベルで見定めるだけで,リスクリワード1:5程度は簡単に確保できるようになる.
投資は昔から情報戦だった経緯(ネイサンの逆買い等)があり,人より早く有益な情報を手にした人が利益を手にしています.
情報の形がニュースである必要は無く,極短期的・投機的な動きこそ,全てが織り込まれた価格が持つ情報の価値が高まります.
秒足を利用している人は少なく,他者を出し抜けるツールとして非常に有効です.
・すべてのトレードの平均獲得pipsを増やしてくれる.
・損失トレードの損失量低減にも役立つ.
・元々損益±0pipsだったトレードはプラスに転じ,勝率向上につながる.
・リスク(損切幅)を減らせる分,ロットを多く張れるようになる.
・低減分のリスクが,そのままリワード(利益幅)に転化できる.
価格の変動には上限があるため,限られた変動幅の中でどれだけ利幅を確保できるかが肝要です.利益を伸ばせと言われても物理的にトレンドは伸びてくれません.価格は目標となる価格帯までトレンドを形成したら,その後のアクションに関わらず一旦止まってしまいます.
相場の将来は不確定であり,勝ったり負けたりしますが,エントリーポイントは毎回引き付けて待つことができます.
そしてその引き付けによって,全てのトレードに上述した恩恵を与えることができます.
「不確実なものに対し,物理的に確実な方法で優位を引き寄せる」
これが成功へつながる私なりの答えです.
是非この優位性を入手し,一歩先を歩いてみてはいかがでしょうか.
【商品概要】
・SCandle.ex4
— パラメータ —
パラメータ補足解説
・秒足指定:1~59の範囲で設定できます.(60[秒]を割り切れる値を推奨します)
・1秒足の最大保存本数:4本値のヒストリカルデータを何本分保存するか指定します.
1000本と指定した場合,秒足指定が10なら,10秒足が100本(=1000秒分)表示されます.
保存本数が多すぎる(十万本単位)と処理が重くなります.
・各種インジケータ:MAはSMA,EMA,SMMA,WMA,ハルMAが選択可能です.
BB等のベースにMAを使用するものに関しても同様に5種類選択可能です.
・ボタン:4本値データをクリアするボタンの設定項目です.
銘柄を切り替えた際や,表示をリセットしたい時に使用します.
— インジケータの挙動に関して —
秒足インジケータは少し特殊な挙動をします.
本来MT4には秒足が存在しないため,足の更新(送り)のような動作まで一から作成しています.
トレンドラインや四角オブジェクト等も秒足の送りに合わせてスライドするようになっています.
価格データは時間足の変更や銘柄の変更,パラメータの変更に関わらず保持されます.チャートセット直後は4本値データを一定時間集める必要があるため,秒足の切り替えや指標表示等の切り替えで4本値が一々消えないようにするための措置です.一度リセットしたい場合は価格データ削除ボタンを押してください.(MT4を閉じた時,インジケータを外した時は価格データを削除します)
— 価格の取得に関して —
基本はTick動作に合わせて4本値を1秒足単位で取得しますが,数秒Tickが止まり,レートが配信されないことがあります.これに該当する足の4本値は最後に取得したBidで補完され,1本も足が欠けることなく4本値データに格納されます.この1秒足データをベースに指定の秒足へ変換されます.
パラメータの変更,時間足の変更等を行うと,1,2秒レートの取得が停止します.頻繁な切り替えは推奨しません.
— ターミナルの仕様に関して —
複数のインジケータがセットされている場合,各インジケータは並列的に同時処理されず,1つ1つ上から順番にプログラムが実行されます.最初に実行されるものと後から実行されるもののわずかな時間差で価格にズレが生じることがあります.
— 各種インジケータの様子 (全て重ねて表示できます) —
・MA (3本)
・BB
・エンベロープ
・スーパートレンド
・その他機能
秒足表示インジケータ【SCandle】
FXのキャッシュバックプログラムの始め方【CFD他全てに対応】
FX取引におけるリベートのキャッシュバックプログラムの紹介記事です。
リベートキャッシュバックの詳細はこちらをクリック!